プロレスラーの問題行為を告発するTwitterのハッシュタグ”#SpeakingOut”の影響力は計り知れません。ここ数日感、イギリスを中心にレスラーたちが次々と告発され、キャリアに大きな影響が及んでいます。
イギリスのインディ団体PROGRESSは、NXT UK所属のトラヴィス・バンクス(33)、ジョーダン・デヴリン、リゲロ、そして、インディシーンで活躍するデヴィッド・スターを含む複数のレスラーを事実上の追放処分にしたと発表しました。
一体何があったのでしょうか?
トラヴィス・バンクスに関する告発
現在20歳の女性インディレスラー、ミリー・マッケンジーによれば、彼女が17歳のとき(Fight Club: Proの練習生だった)にバンクスとの「秘密の関係」が始まったそうです。誰にもバレないようにしていた関係は1年間続いたとのこと。
しかし、バンクスは「マッケンジーの目の前で何度も浮気をする」「マッケンジーが宿泊しているホテルの部屋を突き止め、彼女が拒んでいるにもかかわらず部屋に入れるよう執拗に迫り、入ることができないと悟ると急に暴言を吐きはじめる」などの問題行為を起こし、マッケンジーのメンタルヘルスや自尊心に大きな影響を与えたそうです。
Finding a hotel I’m staying in, finding my room number and knocking on my door for hours, continuously messing me when I ask you to leave is NOT OKAY. pic.twitter.com/SKGnQjFhYj
— Millie Mckenzie (@MMckenzieWWE) June 20, 2020
リゲロに関する告発
2002年デビューのマスクマン・リゲロに関しては複数の女性が性的被害を訴えています。
女性インディレスラーのナタリー・サイクスは、彼女が17歳の時に当時のトレーナーだったリゲロからSnapchatでセクハラをされたことを告白しました。リゲロは彼女に対し、トレーナーと練習生という立場を利用したパワハラも行っていたとのこと。ブッキングを失いたくなかったサイクスはこの事実を誰にも明かすことができなかったそうです。
告発されたリゲロは事実無根だと訴えています。
デヴィッド・スターに関する告発
アンチWWEの旗手として知られるスターは、”Tori”というツイッターアカウント名の女性から、少なくとも2人に対して性的暴行を行ったと告発されました。
告発内容は例によって酷いので……紹介しません。
ジョーダン・デヴリンに関する告発
下の記事で紹介しています。
彼らのキャリアはどうなっていくのでしょうか?