ここ数日、海外のプロレス界は#SpeakingOutというTwitterハッシュタグの話題でもちきりです。プロレスラーたちの数々の問題行為が告発され、彼らのキャリアに大きな影響が出ています。
アメリカ・インディシーンの大物として知られ、現在はインパクト・レスリングと契約しているジョーイ・ライアンにも、複数の助成に対する性的虐待疑惑が浮上しています。
ケース①
コリンという名の女性は、ライアンを空港に迎えに行き、彼を助手席に乗せて帰路を走っている時、彼からセクハラを受けたこと、ホテルの部屋に来るよう誘われたことを明かしています。当時、彼女はライアンが運営するスクールの学生でした。
この件についてとあるプロモーターに相談したところ、「もう二度とライアンをブッキングしない」と告げられたそうです。しかし、実際には、1年半後にそのプロモーターはライアンをブッキングした、という話も語られています。
ケース②
AMP Wrestlingというイギリスのインディ団体でリングアナウンサーとして活動しているというチャーリーは、遠征してきたライアンからセクハラを受け、何度も何度も関係を迫られたと告白しています。
この話も本当にひどい……。あまりにもリアルすぎます。詳細は省きます……。
ケース③
“Marky”というアカウントの人物は、GCWのショーを見に行き、終了後にライアンとデヴィッド・スターからグッズを買おうとした際に2人から侮辱されたことを明かしています。MarkyはLGBTの社会運動を象徴する虹色のスカーフを身に着けていました。翻訳する気が失せるような酷い暴言……。
ライアンのリアクション
こうした告発に対し、ライアンは次のようにツイートしています。
弁護士と相談した結果、現時点では具体的な疑惑に対応しないようにアドバイスされました。私の記憶と告発の相違点や、告発が完全に虚偽であるということを解剖することなどに時間を費やしたくはありません。重要なことは、私がこのプラットフォームを使って責任を取ることであり、私に傷つけられた方の感情を、私のメンツのために縮小しようとしないことです。
ツイートによれば、彼は2018年10月からカウンセリングを受けているそうです。
インディシーンの大物として、Bar Wrestlingというインディ団体のオーナーとして、彼は存在感を示し続けてきました。今後はどうなってしまうのでしょうか?
(Fightful)