CZWや大日本プロレスなどで活躍したデスマッチレスラーのネクロ・ブッチャーが、難病「ホジキンリンパ腫」に罹患していることを明かしました。
ホジキンリンパ腫は悪性リンパ腫の一種です。
悪性リンパ腫は、血液細胞に由来するがんの1つで、白血球の1種であるリンパ球ががん化した病気です。
首や腋(わき)の下、足の付け根などリンパ節の多いところに、通常は痛みのないしこりとしてあらわれます。数週から数カ月かけ持続的に増大して縮小せずに病状が進むと、このしこりや腫れは全身に広がり、進行するに従って全身的な症状がみられるようになります。全身的な症状としては発熱、体重の減少、盗汗(とうかん:顕著な寝汗)を伴うことがあり、これらの3つの症状を「B症状」といいます。
その他には、体のかゆみや皮膚の発疹、腫瘤(しゅりゅう)により気道や血管、脊髄(せきずい)などの臓器が圧迫されると、気道閉塞、血流障害、麻痺(まひ)などの症状があらわれ、緊急で治療が必要な場合もあります。
発症の原因はまだ明らかではありませんが、細胞内の遺伝子に変異が加わり、がん遺伝子が活性化することで発症すると考えられています。また、一部にはウイルス感染症が関係することや、免疫不全者に多いことが知られています。
(引用: 国立がん研究センター がん情報サービス)
ブッチャーがFacebookに投稿した文章によれば、彼はステージ3という診断を受けたそうです。国立がん研究センターによれば、ステージ3は進行期ホジキンリンパ腫に分類され、化学療法による治療が行われるそうです。ステージ3の5年生存率は65.3%とのこと。
あまり軽々しいことは言えませんが……また元気な姿を見せてもらいたいです。
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