WWEからAEWへ移籍した後、たびたび古巣を批判してきたMVPが、かつてWWEから提示された5年契約を断った理由を明かしました。金銭面よりも当時の環境への不満が大きく、HHHとの仕事やWWEの「有害な文化」にも言及しています。
契約を1年残しても「WWEにいたくなかった」
自身の番組「Marking Out with MVP & Dwayne Swayze」で、MVPは2010年のWWE退団につながった当時の契約交渉を振り返りました。当時のタレント・リレーション部門責任者ジョン・ロウリネイティス(ジョニー・エース)から新たな5年契約を提示されたものの、すでに退団する意思を固めていたといいます。
当時の雰囲気に満足していなかったし、HHHと仕事をするのも嫌だった。あの頃はプロレスを楽しめなくなっていたな。
それでも、MVPはWWEとの関係を壊して退団することは望んでいませんでした。将来的に復帰できる可能性を残した形で離れたいと、ロウリネイティスに伝えていたと振り返っています。
MVPによれば、彼と同じような心境であっても、経済的な事情からWWEに残る選手もいたものの、彼自身は同じ選択をするつもりらありませんでした。退団を申し出た結果、WWEからリリースを認められました。
「年間250日遠征し、あの有害な文化と付き合う」
提示された5年契約は金銭的には魅力的だったものの、それ以上に年間の遠征日数や舞台裏の環境が重かったとMVPは説明しました。その後、WWEを離れて日本で活動した際には、それまでとの大きな違いを感じたとしています。
日本では自由だったんだ。本当に最高だったよ。
MVPはその後WWEへ復帰することになりますが、現在はAEWで活動しています。
WWEでの過酷な日々
MVPは、現在のWWEについて「有害な文化」と評したわけではありません。振り返っているのは最初のWWE在籍を終えた2010年当時のことです。HHHが嫌いなのは当時も今も変わりませんが…。
一方で、好条件の5年契約より退団を選びながら、彼は将来的に復帰できる形で離れることにこだわっていました。実際に後年WWEへ復帰したことを考えると、MVPにとって当時の決断はWWEそのものとの決別ではなく、その時点の環境から離れるための選択だったと見ることができます。
(情報源: Marking Out with MVP & Dwayne Swayze / WrestleZone)
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