ニック・ネメス(元WWEドルフ・ジグラー)が、2013年に世界ヘビー級王座を獲得した直後にビンス・マクマホンから「長期起用の予定はない」と告げられたことを明かしました。一方、現在所属するTNAでは団体を代表する王者として信頼されてきたことを明かし、WWE時代との待遇の違いを振り返っています。
ネメスは2013年4月、負傷していたアルベルト・デル・リオにMITB権利証を行使し、2度目の世界ヘビー級王座を獲得しました。しかし、王座獲得を喜んでバックステージに戻ったネメスを待っていたのは、当時WWEを率いていたビンスの冷淡な言葉だったといいます。
TVInsiderのインタビューで、ネメスは当時のやり取りを振り返りました。
バックステージに戻って、ビンス・マクマホンに「これからあなたの王者としてやっていくのが楽しみだ」と伝えた。
そうしたら「いや、お前には数週間だけベルトを持っていてもらう。アルベルト・デル・リオをもう一度勢いづけるためにな」と言われたんだ。
だから「わかった。その数週間で考えを変えてもらえるように頑張るよ」と返した。するとビンスは「ああ、そうか」と言って肩をすくめただけだった。
つまり、俺を後押しする人は誰もいないし、長期的なストーリーも用意されていないってことさ。まあ、いいよ。人生なんてそんなものだ。プロレスも、ハリウッドもそういう世界だよ。
実際、ネメスは同年6月のPaybackでデル・リオに敗れ、69日間で王座を失いました。WWE時代のネメスは世界ヘビー級王座を2度獲得したほか、複数タイトルを獲得するなど貴重な戦力として活躍。芸術的な受け身は、WWE上層部から「やりすぎるとキャリアに悪影響だぞ」と心配されるほどの腕前でした。
TNA移籍後、ネメスは二度のTNA世界王座獲得を成し遂げるなど、団体の中心的存在として活躍。本人によれば、団体からは試合内容だけでなく、マイクやメディア対応も高く評価されているそうです。
TNAでは、俺にこんなことを言ってくれるんだよ。「俺たちは、あなたの試合も、話し方も、メディア対応も好きだ。うちのPPVでは、どのメインイベントでも最高の試合を見せてくれるという評判も気に入っているんだ。
だから全面的にバックアップする。ここで最高の選手になってほしいし、世界王者として団体を代表するのに一番ふさわしいと考えている」とね。俺は「うん、それなら納得だ」と返事をしたよ。
なお、このインタビューが公開された後のBound for Gloryでは、ネメスが22歳のレオン・スレイターに敗れてTNA世界王座から陥落しました。スレイターはTNA史上最年少の世界王者となっています。

ニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)が受け身がうますぎて注意された過去を告白「キャリアに悪影響だった」
受け身の名人として知られるニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)が、あまりにも達者な受け身を控えるようWWE上層部から求められた過去を明かしました。相手の技を強烈に見せる技術で知られる一方、その技術が自分のキャリアの足を引っ張り、世界王座を狙ううえで不利になっていたと振り返っています。現在はTNAで活躍するネメスは、相手の攻撃を派手に受け、強烈なダメージを負った...
(情報源: TVInsider / WWE / Fightful )






