【AEW】スティングの息子スティーブン・ボーデンが順調だった会社員生活を捨ててプロレスラーになった理由を語る

AEWインタビュー

AEWで活躍するスティングの息子、スティーブン・ボーデンが、プロレスラーになるために順調だったキャリアを捨てた経緯を明かしました。もともとはアメフト選手を経てスポーツ関連企業で働いていましたが、2024年の父の引退試合をきっかけに心境が変化。30代でプロレスの世界に飛び込みました。

スティーブンは1992年生まれの34歳。ケンタッキー大学ではアメフトのタイトエンドとしてプレーし、その後はスポーツテクノロジー企業「SAGA Fitness」でゼネラルマネージャーを務めていました。フィットネス機器の開発・販売に関わり、急成長する事業の運営を担っていたといいます。

父スティングは息子にプロレス以外の道を歩んでほしいと考えており、スティーブン自身も長年プロレスラーになるつもりはありませんでした。しかし、2024年のPPV・Revolutionで行われた父の引退試合に参加したことで、その考えが変わります。

この試合で、スティーブンはウルフパック時代のスティングに扮して登場。兄ギャレットとともに試合にも参加しました。この時、父が長いキャリアを終える姿を見て、「自分もいつか年を取り、挑戦しなかったことを後悔するかもしれない」と感じたそうです。

その後、ダービー・アリンらの指導を受けながら練習を開始。AEWのインタビュー番組「Close-Up with Renee Paquette」で、彼は仕事とプロレスを両立しようとしていた当時を振り返りました。

長い間、スポーツテクノロジー企業の経営に携わっていて、会社もかなりの勢いで成長していたんだ。俺はずっとプロレスから距離を置いていたから、まさか自分がこの世界に引き寄せられるなんて思ってもいなかったよ。
でも、いざプロレスをやりたいと思ったときは、客観的に見れば、おそらく人生で最悪のタイミングだった。会社は大きく成長しようとしていたし、両方を続けることはできなかったんだ。
ある時、Blood & Gutsに向かう途中、ダービーにもその話をしたよ。「もう限界だ」ってね。週80〜90時間働きながらプロレスの練習もしていた。そこで、どちらも満足にできないと気づいたんだ。
俺が本当にやりたかったのはプロレスだった。だから、それまで築いてきたものを全部手放したんだ。そうしてよかったと思っているよ。

2025年10月、スティーブンはJDドレイクと組んでダービー・アリン&キラー・クロスと対戦し、プロレスデビュー。その後はAEWのダークマッチなどで経験を積み、2026年9月にはテレビ番組デビューも果たしました。

しかし、9月のPPV・All Outでアリンと組んでカイル・フレッチャー&ケビン・ナイトと対戦した際に頭部を強打し、試合が中断されるアクシデントが発生。病院での検査結果に問題はなく、その後も本人は体調が良好だと伝えていますが、リング復帰の時期は発表されていません。

(情報源: Close-Up with Renee Paquette / Wrestling Inc. / Wrestling Observer / Fightful)

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