AEW移籍後、タッグ戦線の中心として活躍しているFTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)。2人にはどうしてもAEWのリングで戦いたい伝説のタッグチームがいるそうです。
WrestleTalkのインタビューに応じた2人は、ロックンロール・エクスプレス(リッキー・モートン&ロバート・ギブソン)とどうしても戦いたいと考えていることを明かしました。
ロックンロール・エクスプレスは80年代に一斉を風靡したアイドルチームで、現在も精力的に活動を続けています。2019年から2020年2月まで、新日本プロレスのアメリカ大会にも参戦しました。AEWでは試合をしたことがありませんが、Dynamiteには何度か登場しています。
どうしても戦いたい相手。ただ、AEW社長のトニー・カーンはあまり乗り気ではないそうです。ハーウッドはカーンとのやり取りについてこう語っています。
俺たちはトニー・カーンに懇願したんだ。ロックンロール・エクスプレスと試合をしたいと、何度も何度もお願いした。
カーンは心配している。心配するだけの理由があるんだよ。ネット上で反発があるかもしれないからさ。新型コロナウイルスの問題でね。彼らは高齢だから、感染リスクが高い。
ウィーラーは、ロックンロール・エクスプレスの特別さについて次のように語っています。
今のプロレスはさ、本当に良い面もあるよ。ただ、俺たちが「ロックンロール・エクスプレスと試合をすることができたら沸き立たせることができる」と感じているような興奮はめったにない。
ローマン(・レインズ)やジェイ(・ウーソ)をやっていることを見てみなよ。ジミー(・ウーソ)もそうだけどさ、あれは魔法だ。やっていることは少ないけど、興奮させられるだろ。
ロックンロール・エクスプレスは観客と繋がることができる数少ないチームの1つなんだ。試合の最初から最後までファンに感情移入させることができ、リングの中で起きていることをすべて信じてもらえる、本当に貴重なチームなんだよ。なんとかしてFTR VS ロックンロール・エクスプレスを実現させたいと思ってる。
べた褒めですね。今もなお活動し続けており、多くの団体からブッキングされているというだけでも凄いのに、今だに現役トップクラスのチームからここまで固く評価されているというのは凄まじいことです。
試合、実現してほしいですね。
(参考: Cultaholic)