先日、WWEは10人のレスラーを同時に解雇しました。サモア・ジョー、ミッキー・ジェームス、ビリー・ケイ、ペイトン・ロイスといったメインロースターでもおなじみのメンバーも含まれていたため、多くの反響がありました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、解雇の原因は2020年の大量リストラと同じ「人件費削減」とのこと。選手たちには、タレント部門のトップを務めるジョン・ロウリネイティスから直々に説明があったそうです。
WWEでは、契約途中で退団することになった選手たちには90日間の競業避止義務が課せられます。The Revivalやアンドラーデなど、たまに当てはまらない選手もいますが、基本的には退団から90日間は他団体に出場することができません。その間の収入はWWEが補償するものの、一定期間の活動停止を強いられるのは選手たちにとって大きなディスアドバンテージになります。
メルツァーによれば、解雇された選手たちの中には、この競業避止義務を撤回するよう求めている人もいるそうです。一刻も早く市場に復帰して仕事を得たいと考えるのは当然のことですね。
ただし、WWEがこれを認めるかはわかりません。
(Wrestling Observer)
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