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【AEW】クリス・ジェリコが考える「他団体侵攻アングル」。相手が新日本プロレスとインパクトでは、その質が異なる?

ニュースインタビュー

現在、AEW世界王座チャンピオンのケニー・オメガがインパクト・レスリングで大暴れしています。インパクト統一世界王座を獲得し、今後も定期参戦することがわかっています。両団体のコラボレーションは大きな話題を集めていますが、業界内では様々な意見が飛び交っています。

例えば、WWE殿堂入りレスラーのブッカーTは、このコラボはインパクトにデメリットがあると指摘しています。

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一方、AEWの重鎮クリス・ジェリコは、「AEWに実りがない」点に批判的です。

俺たちのロースターは既に充実してるんだよ。[…]こんな言い方は自画自賛してるように思われるかもしれないけど、AEWとインパクト・レスリングでは全く違うレベルにあるんだよね。だから、彼らとの提携は、AEWではなく、相手方に利益をもたらすものになってるんだ。ケニー・オメガやプライベート・パーティにとっては良いことだと思うけど。インパクトに出向く選手たちにとってはボーナスだよね。ただ、俺がナッシュビルの会場でインパクトの収録に参加することはない。する理由がないしな。

もしインパクトの選手たちがAEWに侵攻しに来たら?誰が来たとしても、俺たちはできる限りの盛り上げをする。ただ、ロースターに不足はないし、自前のスターを作り上げることで手いっぱいだ。AEWではいろんな事が起きているし、ネクストレベルに向けて頑張っている選手たちがたくさんいるわけだから、インパクトからの侵攻にメリットがあるとは全く思えないんだよね。俺はAEWのロースターを育てていくことにスポットライトを当て続けたいと思ってる。

2020年から勢いを取り戻しつつあるインパクトですが、ロースターはまだまだ不足しています。団体間の格差がある状態での提携は、片方の団体にとってのメリットが多くなってしまう……。ケニーのように前のめりになっている選手がやる分にはいいけど、自分には関係ない話だと考えることは合理的な気がします。

では、格差がない相手との提携、侵攻アングルはどうでしょうか?ジェリコは新日本プロレスを例に上げ、こう語っています。

新日本にはぜひともプロレスをしたい相手が何人かいる。 VS 鈴木みのる、 VS ウィル・オスプレイはぜひやりたい。俺とケニーがタッグを組んで棚橋弘至&オカダ・カズチカ組と対戦してもいいし、飯伏幸太&オカダ組でもいいだろうね。やるなら東京ドームのメインイベントだ。

このように、新日本は「いろんな構想を描くことのできる相手」なんだ。俺は日本のことが大好きで、1991年から現在までに60回以上遠征してる。俺の大好きな試合の1つは棚橋弘至とのシングルマッチなんだけど、それも日本でやった試合だ。コロナ禍でさえなければ、戻らない理由はない。俺もジョン・モクスリーもケニーも同じだ。

だから、もし侵攻アングルを実現できれば、ビッグビジネスになると思うんだよね。(インパクトと異なる理由は)新日本プロレスが世界最大規模の団体で、実力を疑いようのない伝説級の選手が所属している、という点が大きい。これは俺の妄想なんだけど、まず6月のDominionでAEWが侵攻するわけ。そして東京ドームで対抗戦をやる。その後、新日本の面々がアメリカにやってきて、マディソン・スクエア・ガーデンやステイプルズ・センターで対抗戦をやるんだ。たまらないだろ?マジで実現させたいよ。

「お互いにメリットのある提携」の条件が見えてきたような気がします。WWEには起こせないビッグウェーブを起こしえる関係であればあるほど、対抗戦は盛り上がりそうですね。日本国内での対抗戦を超える、国際的な対抗戦。実現したら……。

(Comicbook.com)

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