2020年8月に発生したWWEスーパースターのソーニャ・デヴィルをターゲットにした誘拐未遂事件。防犯装置のおかげで犯行が行われる前に犯人(フィリップ・トーマス)は逮捕されましたが、裁判所が命じた医学的検査の結果に基づき、裁判で「精神的に」訴訟能力なしという判決を受けました。
【WWE】ソーニャ・デヴィル誘拐未遂犯、訴訟能力なしと判断され精神医療施設へ
2020年8月、フィリップ・トーマスという24歳の青年がWWEスーパースターのソーニャ・デヴィルの自宅に侵入し、誘拐未遂容疑で逮捕されました。デヴィル宅には親友のマンディ・ローズも...
これに伴い、トーマスは警察の拘置所から精神医療施設に移され、群保安官事務所の保護から外されました。
判決文には以下のような文面が記載されています。
被告は、単独での生活や、意志と責任を持つ家族や友人との生活、または代行サービスの利用も含め、あらゆる方法での生存が明らかに不可能である。治療を受けなければ、他者、あるいは自分自身へのネグレクトに苦しむことになり、そのような状態は被告の幸福に実質的な害を及ぼす現実的かつ恒久的な脅威となる。また、近い将来、被告は自分自身あるいは他者に深刻な身体的危害を加える可能性がある。
トーマスは、裁判所からの追加命令がない限り施設に収容されたままとなります。
事件当時の現場にはマンディ・ローズもいましたから、彼女もまた被害者になっていた可能性がありました。WWEの女性スーパースターは普段から嫌がらせの被害を受けることが多いため、こうした例を示すのは抑止策の1つになる……なってほしいです。
あわせて読みたい
【WWE】トニー・ストームがバイセクシャルであることをカミングアウトする
LGBTQ+の権利を啓発する活動・イベントは世界中で盛り上がりを見せています。東京では春に東京レインボープライドというイベントが開催されていますね。世界的に見ると、6月はプライド月...
【Impact】ケニー・オメガの参戦計画はすべて事前に決まっていると報じられる
インパクト世界王座のチャンピオンとして活躍中のケニー・オメガ。インパクトにとっては、自団体の最高峰のタイトルをAEWのレスラーに奪われているという状態です。 しかし、両団体は良好な...