AEWとの交渉中という話が出たCMパンク、そしてAEWと既に契約したと報じられたダニエル・ブライアン。この2人についての噂や憶測はあちこちから聞こえてきます。
レスリング・オブザーバーは、2人についての最新情報を報じています。
CMパンク
パンクがAEWと交渉中だと報じたのFightful。両者は復帰に向けた話し合いを続けており、ここ最近のWWE上層部は「パンクはAEWに行く」と考えている……というスクープでした。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、AEWではなくWWEの関係者に取材し、「WWE側はパンクが既にAEWと契約したものと考えている」という情報を入手しました。
取材先がWWEなのは、いくらAEWの内部情報に詳しいメルツァーとはいえ、こんなビッグニュースをAEWの関係者から聞き出すことは不可能だと考えてのこと。なので、この情報は100%正確なものではありません。
ちなみに、パンクの地元シカゴで開催される今年のALL OUTのチケットは、Fightfulの報道後に値上がりしているそうです。
ダニエル・ブライアン
Bodyslam.netのスクープでは、DBは既にAEWと契約しており、現地時間9月22日に開催されるDynamiteのニューヨーク大会でデビューすることが「暫定的に」計画されている、とされています。
メルツァーによれば、DBとAEWが長期に渡って話し合いをしているのは事実とのこと。ただ、実際に契約しているかどうかは確認できていないそうです。理由はパンクと同じでしょうね。
また、アメドラさんは、WWE、AEW、そして新日本プロレスを次の契約先として検討しているようで、メルツァーは「新型コロナウイルスのパンデミックさえなければ、そしてWWE & AEWからのオファーに『初登場・初試合はうちの団体で』という約束が盛り込まれていなければ、ブライアン・ダニエルソンは今ごろ新日本のリングに上がっていただろう」と書いています。しかし、両団体からのオファーは新日本が出せる額よりもはるかに高額なので、契約先が新日本になることはないだろう、というのがメルツァーの意見です。
「『初登場・初試合はうちの団体で』という約束」がWWEからのオファーにもかかっているのがこの記事のキモかなと個人的には思います。WWEと新日本プロレスが提携に向けた話し合いをしていると報じられたとき、議題の中心はダニエル・ブライアンの新日本参戦だったとされていました。WWEにとって、DBの存在は、彼の新日本参戦を許可することまで検討するほどに大きいのでしょう。
それから……アメドラとAEWの話には気になることが多すぎて大変なくらいなんですが、メルツァーはこうも書いています。
ここ数日、トニー・カーン(AEW社長)は「8月と9月はAEWの歴史において非常に大きな月になると思う」と語っている
「ALL OUT」、そしてDynamiteのニューヨーク大会は9月に開催されます。