2021年9月にAEWへ入団したCMパンクとブライアン・ダニエルソン。WWEで世界的スターになった2人が新たな拠点にAEWを選んだことで、プロレス界は大騒ぎになりました。現地9月22日に放送されたDynamiteニューヨーク大会「Grand Slam」で、ブライアンはケニー・オメガを相手に素晴らしい試合を見せてくれました。
パンクとダニエルソンには長年に渡る友情があります。同じタイミングで同じ団体に登場した2人が事前にコミュニケーションを取っていてもおかしくはなさそう。ただ、実際にはやり取りはなかったのだそうです。ESPNのインタビューに応じたブライアンは、次のように語っています。
連絡はまったくとってなかったね。俺と親しい人たちは知ってることだけど、俺はコミュニケーションを取るのが苦手でさ。パンクの件についてはそれが実際に起きるまでは何も知らなかったけど、とてもふさわしいと思ったね。
2015年に出版した本には「『パンクとレッスルマニアで凄い瞬間を共有したい』とずっと思っていたのに、実現しなくて悲しい」と書いたんだ。まあ、こんなことになったのは運命のような気もするよ。起こるべくして起きたというか。俺たちの旅はとてもよく似ていて、2人とも困難な道程を歩んで今の地位を築いたわけだけど、まるで魔法のようだったよ。
6年前に「実現しないだろうと思うと悲しくなる」と書いた出来事が、2021年に起こるかもしれない。彼のインタビューを読んだんだけどさ、どうやら彼は、俺との試合だけじゃなくて、俺とタッグを組む可能性についてもコメントしてるらしいじゃないか。2人でヤング・バックスと戦うとか。「あー、そりゃやばい」と思ったね。
「パンク & ブライアン VS ヤング・バックス」構想はパンクがルネ・パケット(ルネ・ヤング)のPodcast番組に出演した時の発言なんですが、ドリームマッチにもほどがありますね。パンクはTeam Tazと、ブライアンはThe Eliteとの抗争に入るので、すぐには実現しなさそうですが、いつかは見てみたい…。