AEWの若手スターMJF。
CMパンク相手に互角に渡り合えるプロモスキル、リング内外で観客のリアクションを引き出すエンタメ性の高さは25歳とは思えないほど。業界内の評判は上々です。
WWEで長年にわたって実況アナウンサーとして活躍し、現在はAEWに所属するジム・ロスもMJFを絶賛するプロレス関係者の1人です。出演したPodcast番組の中で、彼は、トニー・カーン社長によるブッキングも含めてMJFについて次のように語っています(Dynamite最新回より前に収録)。
トニー・カーンはMJFを過剰に露出させることなく、完璧にブッキングしていると思う。フレッシュさを保たせているよね。もちろん、マックス(MJFの本名はマクスウェル・ジェイコブ・フリードマン)は自分自身を愛しているからこそ、自らのフレッシュさをキープすることがうまいんだ。
彼はスマートだよ。MJFは若くてアスレチックなバージョンのポール・ヘイマンなのかもしれない。(NWA・WCW時代の)ヘイマンが20代の頃はよく一緒にいたけど、ずいぶん助けられたものだ。彼は頑固だったから、誰も彼と仕事をしたがらなかったけどね。まあ、才能はあったよ。面倒なやつだったかって?そりゃそうだ。我々の悩みの種、俺の悩みの種のパートナーだったが、彼とは良い仕事ができたね。
マックスは筋肉と運動神経のあるヤング・ポール・ヘイマンだ。俺が知っているプロレス関係者の中でも特に賢い奴らの中にランクインしているよ。彼はまだ20代半ばだろ、だから願わくば道を誤らないでほしい。AEWにいる間、俺たちは本当に良い話し合いをしてきた。番組収録の時は毎回いろんな話をするんだ。知的な質問をしてくるよ。その質問の内容や、彼が話したがっていることから、彼が的確なことを考えているのが分かるね。
(Fightful)