メインロースターの選手がNXTにやってくることは珍しくなくなりました。RAW所属のAJスタイルズはグレイソン・ウォーラーと抗争し、同じくRAWのドルフ・ジグラーもNXT王座に絡むような姿勢を見せています。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、RAWロースターのNXT参戦は今後も続くようです。NXTのレイティング改善を狙った取り組みの1つとのこと。
ケーブルテレビ局USA NetworkでNXTの放送が始まったのは2019年9月。10月から放送が始まったAEW・Dynamiteの裏番組として設定され、Dynamiteを潰すためのWWEの戦略としてのスタートでした。放送開始当初は80〜90万人の視聴者数を獲得することもありましたが、次第に数字は減少していき、2021年は60〜70万人台に落ち着くことが増えるように。放送曜日を変え、Dynamiteの裏番組ではなくなった後も数字が劇的に改善されることはなく、2022年は一度も70万人台に到達できていません。レイティングは緩やかに悪化しています。
こうした状況を改善するためのブランド間クロスオーバーですが、どの程度の効果があるかはわかりません。刺激的な絡みを見ることができるのは楽しみですが…。
(Wrestling Observer, Cultaholic)
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