ROHを買収したAEWトニー・カーン社長はブッカーになることを公言しており、現地4月1日開催の「Supercard of Honor」も彼のチームでプロデュースしたがっていると報じられています。
AEWで成功を収めている根っからのプヲタがROHにも積極的に関与するということで、好意的な意見が多く見られるようです。AEWのマット・ハーディーは、かつて自身も所属していたROHの将来について、Podcast番組「The Extreme Life of Matt Hardy」で次のようにコメントしています。
この歳になると驚くこともそうそうないんだけど、トニー・カーンがROHを買収したのは一大事件だと思ったね。彼から最初に聞いていたのは、「君のROH時代のフッテージをすべて買ったよ」ということで、これもクールだ。繰り返しになるけど、ROHは多くの先駆的なことをやってきた団体だから、フッテージは色褪せないし、これからもみんなが見るし、永遠に生き続けることになると思う。
個人的には、ROHはAEWの育成機関になるんじゃないかなって気がしていてね。ROHが、彼らの古いシステムで我々のNXTになるんじゃないか、と。彼らは彼らで独自に動けるだろうし、レスラーを躍進させられるはずだ。2つのブランドを所有し、正しく運営できれば、あるレスラーを1つのブランドで長期的に起用し、ある種の計画を実行する時に別のブランドに移動させることができる。フレッシュさも保てるしね。
トニー・カーン時代のROHがどのような形で運営されていくかはまだわかりません。もしテレビ番組が始まるようであれば、インディシーンのレスラーたちも、AEW Dark組のロースターたちも大きな利益を得ることになるでしょう。
(Fightful)
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