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“Attitude Era”を取り戻そうとしているWWE / 10月以降のAEWのスケジュールとIWGP US王座

ニュースインタビュー

ニュースをまとめて紹介。

“Attitude Era”を取り戻そうとしているWWE

ここのところ、あまりいい話を聞ないWWE。新興団体のAEWが旗揚げ興行を大成功させたり、WWEを退団したジョン・モクスリーが新日本プロレスでジュース・ロビンソンを相手に名勝負を繰り広げたりと、他団体の勢いに押されている印象があります。

視聴率低下を挽回するべく様々な手を打っているWWEは、黄金時代の要素を取り戻そうとしているようです。ミック・フォーリーが次のように語りました。

RAWの3時間目を、より荒く、ワイルドで、今以上に予想不可能なものにするというアイデアがある。私がGMだった時、ファンの関心がSmackDownに向かっていることがわかった。SDはネットで人気があるんだ。

3時間目は難しいんだよね。より予測不可能な内容にして、Attitude Eraみたいにするのも1つの手だ。

その取り組みの1つが、フォーリーが誕生をアナウンスした24/7王座なのでしょう。いつでもどこでも誰でも挑戦可能なこのベルトについては、ファンからの反応は上々のようです。視聴率低下に歯止めをかけ、プロレス界の王者の風格を見せつけることはできるのでしょうか?

(参考: Lords of Pain)

AEW志田光が”Fyter Fest”不参加を表明

AEWの旗揚げ興行”Double or Nothing”の日本人女子レスラーによる6人タッグマッチで勝ち星を挙げた志田光。今後のスケジュールをTwitterで明かしました。

6月29日に格ゲーイベント”CEO”内で開催される興行”Fyter Fest”について、「参加したかったけど、渡米前最後の北海道ツアー、北海道での試合がある」とし、不参加を表明。

CEOでのプロレス興行は今回が2度目で、前回はケニー・オメガプロデュースの新日本プロレスのミニ興行でした。メインイベントはゴールデン☆ラヴァーズ VS 内藤哲也 & 高橋ヒロム。豪華な興行だったな……。

IWGP US王座についての小考

さて、ここで話題にしたいのは「10月まではできるだけ日本のスケジュールを優先します」という言葉です。AEWは10月からウィークリー番組が始まると噂されています。ジョン・モクスリーやクリス・ジェリコが新日本プロレスに参戦できているのは、番組が始まる前だから。番組が始まってしまえば、番組のスケジュールが最優先になるので、海外遠征の頻度は確実に減るでしょう。

だからこそ、モクスリーのIWGP US王座獲得は衝撃的だったのです。9月までにタイトルを落とすとしても、誰を相手に?US王座に挑戦しそうなレスラーの中には、モクスリーに匹敵する格を持つレスラーはいません。いつどこでタイトルマッチをやるの?今後、モクスリーがタイトルマッチを行えそうなスケジュールはG1の決勝戦くらいじゃないでしょうか。まさか8月31日のイギリス興行でやるわけじゃないだろうし……。USベルトは全く予想がつかないタイトルになったのです。

もしかしたら、10月以降もモクスリーが腰に巻いているかもしれない。そうなったら、AEWのウィークリー番組でIWGPのベルトはどう扱われるのか?モクスリーからケンカを売られている初代王者のケニー・オメガはベルトの存在を無視するの?まさか。そんなことできるわけがない。ケニーですから。

モクスリーの戴冠によって目が離せないベルトになったUS王座は、2019年のプロレスウォーズの中で特に重要な意味を持つことになるのかもしれません。

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