現在、AEWではMJFとウォードローのストーリーが盛り上がりを見せています。
MJFの用心棒だったウォードローがシングルプレイヤーとして羽ばたいていくための、団体にとって重要な抗争。その盛り上がりのために、トニー・カーン社長は大柄なレスラーをウォードローと対戦させ、ウォードローは彼らにパワーボムを決めて勝つ、という光景をファンに繰り返し見せて彼の強さをアピールしています。
現地5月4日に放送されたDynamiteでは、MJFが用意した刺客としてM.モリッシー(ビッグ・キャス)が登場。試合には破れてしまいましたが、モリッシーの活躍ぶりはWWE関係者も感銘を受けるものでした。
WWE関係者がM.モリッシー(ビッグ・キャス)のAEWデビューに感銘を受けたと報じられる
インパクト・レスリング所属のM.モリッシー。かつて「ビッグ・キャス」のリングネームでWWEに在籍していた頃から問題児として有名だった彼は、WWEから解雇された後も各地で問題を起こし...
Fightfulによれば、AEWの当初のプランでは、刺客はモリッシーではなく元WWEのカリオン・クロス、現キラー・クロスだったのだそうです。彼の参戦が実現しなかったのは両者の交渉が合意に至らなかったから。クロスが懸念したのは、AEWが求めているのは彼だけで、妻スカーレット・ボルドーはそこに含まれていなかったことでした。スカーレットなしでのAEWデビューは、WWEのメインロースター時代に味わったものと同じだろうと考えたとのこと。2人で活動したい、そのためなら契約には慎重になる、というクロスの強い意志が感じられます。
ただし、AEWとクロスは今後のビジネスの可能性に前向きとのことなので、どこかで彼がAEWのリングに上る可能性はありそうです。
(Fightful, SESCOOPS)
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