WWEの最高責任者ビンス・マクマホンがメディアに出演することが極端に少ない一方、MJFが所属するAEWのトニー・カーン社長は積極的なメディア出演で知られています。
一般メディア・スポーツメディアはもちろん、Podcast番組にも楽しそうにゲスト出演する彼は日常的に様々な話題について語っていますが、MJFが起こした騒動にはノーコメントを貫いています。その理由は明かされていませんが、どのような発言をしたとしても、誰かを刺激することになってしまうから、ことを大きくするのを避けたいという意志があるのかもしれません。
Podcast番組「Busted Open Radio」に出演したトニーは、MJFが伝説級のプロモを披露したDynamiteのセグメントに関する話題が出た際、コメントを改めて拒否しました。
そこについてはコメントできない。全体的には素晴らしい夜だったよ。
また、トニーは、DynamiteとRampageを放送するテレビ局の親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの関係者との関わりについてもコメントしました。
ワーナー・ブラザースとディスカバリーの合併によってTBSとTNT(テレビ局)の上層部となった人たちがたくさんいるのはいいことだよ。ディスカバリーからは素晴らしい人たちがたくさんやってきて、知り合いになった。先週のDynamiteの会場にやって来てくれたり、もてなしてくれたりしてね。Dynamiteの後で素晴らしいパーティを開いてくれたんだよ。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーからAEWに対し、「今後、MJFを広告に起用するな」という命令があったと報じられています。テレビ契約のためには親会社との関係を良好な状態でキープしなければならない。そのためには、MJFについてコメントすることは控えなければならない。トニーにとっては難しい状況です。ファンの気持ちを思えば、MJFについてどう考えているのかを明らかにしたほうがいいわけですからね。