2022年6月末をもってAEWとの契約が満了し、そのまま退団したThe Dark Orderのアラン’5’エンジェルス。
現在24歳の彼がはじめてAEWに参戦したのは2020年4月。新型コロナウイルスのパンデミックが起きた影響でAEWのロースターが不足し、小さな会場で複数回分の放送内容を一度に収録することでDynamiteという番組を守っていた頃です。
1試合目はランス・アーチャー、2戦目ではケニー・オメガとのシングルマッチに挑んだ彼にとって、ケニーとの試合は非常に大きな財産になったようです。Fightfulによるインタビューの中で、彼は次のように語りました。
あの夜、「君はケニー・オメガと試合をすることになりそうだよ」と伝えられたんだ。「やべえな」と思ってさ、パニックになって一晩中ワークアウトしちゃった。
試合はうまくいったと思うよ。Twitterではみんないろんなことを言っていたな。俺のことを嫌ってる人がいるのはわかってるけど、大したことじゃない。かまうもんか。ネットで騒いでる奴らのことを見るのは大好きだよ。
正直、俺のキャリアは3〜4人の人のおかげで今があるんだ。ケニーはそのうちの1人だね。彼との2試合目(2021年11月3日。ケニーがハングマン・ペイジにAEW世界王座を明け渡すPPV「Full Gear」直前のDynamite)は大観衆の前でやったから、俺の中ではもっと大事だった。楽しかったね。ケニーは天才だよ。この世代で最高のパフォーマーの1人なだけじゃなく、ビジネスのことも理解している。彼と2回も同じリングに上がれたなんて、とても素晴らしいことだ。
ケニーとの1戦目の後、彼はAEWとの契約を勝ち取りました。いろんなレスラーのキャリアに影響を与えられるのはスターである証。そして、それこそスターの仕事です。
エンジェルスは退団することになりしたが、まだ若いですし、AEWでの日々が今後の糧になっていくことでしょう。
(Fightful)