怪我人が続出しているAEW。
ジョン・モクスリーとクリス・ジェリコ以外のトップスターは全員負傷欠場中で、この2人も2021年の下半期に色々ありました。プロレスというジャンルの特性上、怪我のリスクはつきものです。怪我をしてしまった場合、復帰のタイミングは慎重に決める必要がありますし、復帰前と同じような状態にまで回復できるかどうかもわかりません。それでもリングに上がってファンのためにパフォーマンスをしてくれるレスラーは尊いです。
トニー・カーン社長は、現在負傷欠場中にケニー・オメガとアダム・コールについてNew York Post誌によるインタビューの中でそれぞれコメントしています。
満身創痍の状態でAEW世界王座チャンピオンとして八面六臂の活躍を見せていたケニーは2021年11月から欠場に入り、今も復帰時期が未定です。
また、コールはAEWと新日本プロレスの合同興行「Forbidden Door」の試合中に脳震盪を起こし、こちらもいつ復帰できるかわかりません。彼も元々複数の怪我を抱えており、一時はForbidden Doorに出場できないだろうという報道もあったほどでした。
ケニーについて:
レスラーの怪我はいつだって心配だよ。ただ、ケニー・オメガの場合、彼はおそらく誰よりも多くの怪我を抱えながら持続的に活動したことで負荷を負ってしまった。制限がありながらもリング上で素晴らしい試合を見せてくれていたし、偉大なチャンピオンとしてしっかりとカネを稼いでくれたね。
単純な怪我ではなく、いくつもの怪我を抱えているわけだから、他のレスラーとは状況が異なる。ただ、俺は楽観視してるよ。復帰に向けたタイムテーブルは用意したくない。
うまくいくと思う。彼は大丈夫だ。復帰がいつになるかはわからないけど、俺は楽観的だね。彼の立場になって物を考えられる人は誰もいないわけだけど、うまくいくはず。彼とはもっと会話を重ねていくつもりだよ。彼はいろんな経験をしてきたけど、まだ復帰への意欲があることを俺は知っている。
コールについて:
彼のために時間をとるつもりだよ。彼については十分に時間をとってきたけど、さらに時間をかけて彼の状態を確認し、100%の状態になるまで試合をさせないようにする。Forbidden Doorには100%の状態で出場できていたんだ。こういうことを予測するのは難しいよ。
(NYP)