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WWEアポロ・クルーズがNXTにカムバック
ここ最近、WWEのメインロースターのレスラーがNXTに戻るというケースが見られるようになってきました。6月1日開催のNXT Takeover: XXVにはタイラー・ブリーズが参戦。所属ブランドもRAWからNXTに変更されています。NXT UKには元SAnitYのアレクサンダー・ウルフが移籍しました。
この2人に続いて、2人のメインロースターレスラーがNXTに戻ってきました。最近のNXTの収録興行に、RAWのアポロ・クルーズと、元SAnitYのキリアン・ダインが出場したのです。クルーズはKUSHIDAと対戦。デインはマット・リドルとの絡みがあったようです。
NXTでは人気ユニットだったSAnitYですが、メインロースターでは非常に苦労していました。デビューが遅れる、テレビ放送に出られない、など。ウルフのNXT UK行きが決まったことでユニットは解散。デインまでNXTに戻ることになったとなると、扱いが悪すぎてかわいそうです……。しかし、デインのカムバックは好意的に受け止められているようです。リドルとの絡み方からして、継続参戦になるかもしれません。
一方のクルーズは、ブリーズのようなNXTへの配置転換ではなく、1回限りの出場になるとされています。
3人のレスラーがトライアウトを経てWWE入団
先日、WWEはイギリスで女子レスラー限定のトライアウトを開催しました。その結果、1人のレスラーと契約を結んだようです。
その1人とは、大江戸隊のセッション・モス・マルティナ。2018年にSTARDOMで23試合に出場したアイルランド出身の28歳です。レスリング・オブザーバーによれば、WWEとマルティナは既に契約を結んでいるようです。
NXT UKにはSTARDOMでもお馴染みの女子レスラーが多く在籍し、しかもSTARDOMへの遠征が許可されています。4月のドラフトで大江戸隊から5位指名を受けているマルティナ。今後、トニー・ストーム、ザイヤ・ブルックサイド、バイパーらと共に再び来日する日が来るかもしれません。
そして、去年サウジアラビアで開催されたトライアウトに参加した2人のサウジアラビア人レスラー、Faisal KurdiとHussain Aldagalも最近WWEと契約を結びました。サウジアラビアとの10年契約が今後も続くWWEにとっては、サウジ出身のスターを作り上げることが何よりも大事です。先日のSuper Showdonwは観客が2万人弱しか集まらなかったのに膨大な金額を稼ぐことができたそうです。さらにスターが誕生すればどれだけ儲かるんだろう……。