2022年6月に開催されたAEWと新日本プロレスの合同興行「Forbidden Door」はとても評判の良いショーになりました。
CMパンクやブライアン・ダニエルソン、ケニー・オメガといったレスラーたちが欠場することになったものの、どのカードも内容が充実している名勝負ばかり。ウィル・オスプレイとオレンジ・キャシディによるIWGP UWSヘビー級王座戦はマッチ・オブ・ザ・イヤー候補級の試合になりましたし、棚橋弘至とジョン・モクスリーによる暫定AEW世界王座戦もファンの期待に答える内容でした。両団体はForbidden Doorの継続開催を望んでおり、新日本側は日本での開催を希望しているものの、AEWトニー・カーン社長は日本での開催に否定的です。
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現地6月26日に開催されるAEWと新日本プロレスの合同興行「Forbidden Door」。複雑な理由があり、AEWの3人のルチャドールたち…アンドラーデ、ペンタ・オスクロ、レイ・...
とはいえ、AEWの大物レスラーたちは新日本にも参戦可能な契約を結んでいるケースが多く、トニーが意味もなく彼らの来日を拒むことはありません。レスリング・オブザーバーによれば、「何人になるかはわからないが、AEWのレスラーたちが新日本の東京ドーム大会『レッスルキングダム』に参戦する計画がある」とのこと。
モクスリーやクリス・ジェリコ、ランス・アーチャーは新日本でもおなじみの存在ですし、ケニーは新日本でAEW設立のきっかけを作った存在です。彼らの参戦は新日本にとってもメリットが多いでしょう。東京ドームのリングに立つことを目指す新日本レスラーたちにとっては、競争が激しくなりそうです。
(Wrestling Observer, Cultaholic)
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