ウォール・ストリート・ジャーナルによるビンス・マクマホンへの一連のスクープはプロレス界を変えました。
過去の性的非行・不倫隠蔽スキャンダルを報じられたビンスは引退に追い込まれ、彼の代わりにHHHがクリエイティブの責任者へ就任。彼は過去にWWEから解雇された選手たちを連れ戻し、独自の色を打ち出しています。
ビンス政権にとどめを刺したウォール・ストリート・ジャーナルが新たなスクープを飛ばしました。どうやら、ビンスはかこにドナルド・トランプ財団へ不適切な支払いを行っていたそうです。2007年に400万ドル、2009年に100万ドルの支払いがあり、これはWWE役員会によるビンスの不正調査の一環で明らかになった1960万ドルの不適切な支払いの一部です。
元アメリカ大統領のドナルド・トランプが所有していたこの慈善団体は、トランプの大統領選挙の集金に使われたことが発覚してニューヨーク最高裁が2019年に解散を命じた組織です。
トランプは過去に何度かWWEに登場しており、500万ドルの支払いは彼への出演料として財団に支払われたものだったとのこと。最初の契約で400万ドルが支払われた後、トランプが「私の出演は大成功だった」と主張し、ビンスはさらに100万ドルを支払ったのだそうです。
財団に支払われた、というのがね…。ビンスの弁護士は「400万ドルはビンスからの個人的な寄付」で、ボーナス100万ドルの支払いはなかったと主張していますが、聞き入れられるでしょうか?
この手の話は山ほど出てきそうですね。
(WSJ)
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