2022年6月と7月にウォール・ストリート・ジャーナルが報じたビンス・マクマホンの性的非行&不倫隠蔽スキャンダル。
彼は自らの悪行が表沙汰になるのを避けるため、4人の女性に1200万ドル以上の口止め料を支払ったとされています。ウォール・ストリート・ジャーナルは企業のガバナンスの問題を指摘し、WWE役員会はビンスのさまざまな疑惑について現在も調査を進めています。
このスクープの後、Netflixは製作中だったビンスのドキュメンタリー番組の制作を中止したと報じられました。Netflix史上最高額の制作費が投じられ、気合が入っていたプロジェクトだったものの……。経緯が経緯なだけに仕方ないな、と思っていたら。
レスリング・オブザーバーによれば、ドキュメンタリー番組の制作は現在も進行中なのだそうです。一旦中止になったのか、それともずっと続いていたのかは分かりません。これは憶測ですが、ビンスのスキャンダルが明らかになった後のNetflix関係者によるコメントは辛辣だったので、最近になって再開された可能性の方が高いのではないでしょうか。
制作進行の背景に何があるのかも不明。あとはビンスの更なるスキャンダルが明るみに出なければ…。
(Wrestling Observer, SESCOOPS)
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