2022年7月、過去の性的非行 & 不倫隠蔽スキャンダルが報じられたビンス・マクマホンはWWEのすべての役職から引退することを決断しました。
WWEを象徴するワンマン経営者が去り、彼の娘ステファニー・マクマホンと元社長のニック・カーンが共同CEOに就任してこれからの団体を率いていくことになります。
8月に行われた2022年第2四半期の投資家向け収支報告の中で、ステフはCEO就任への意気込みを語っていました。彼女は5月から長期の休職に入り、その間に彼女の幹部としての手腕に疑問符が付いていることも報じられましたが、CEOとして団体を率いることに前向きです。
私はこのビジネスのために生涯働いてきました。このビジネスを愛しているんです。5月、過酷なスケジュールと仕事に疲れきった私は家族と過ごす時間がちょっと必要だと感じ、休暇を取りました。3週間という、一般的な休暇よりも長いお休みです。
私は、暫定的な立場としてCEO兼会長職に戻ることを矯正されたのではありません。私自らが申し出たのです。大好きな団体の一員となり、この団体を率いるチャンスを得るために戻ってきたのです。
私は、このビジネスのことを心の底から信じています。ビジネスを成長させるだけではなく、人々の生活に影響を与えることのできる仕事だと思っているんですよ。[…]私たちは、世界中の様々な背景を持つ人たちを、何年にも渡って結びつけているんです。彼らに安心感とエンターテインメントを提供し、珍しくて特別な集まりの機会を提供しています。この約束を守り続けるためなら、私たちはなんでもしたい。
ステフの舵取りに期待ですね。ビンス時代とは異なる団体運営が行われていく可能性は高いでしょうし、HHHがクリエイティブを仕切るようになってからはポジティブな話題も増えています。これからが本当に楽しみです。
(Fightful)