WWEとAEWのトップは同じファミリーネームですが、全くの別人です。
2019年にWWEの社長に就任したニック・カーンは、2020年の新型コロナウイルス・パンデミック対策として大胆なコストカットを敢行し、多くの選手やスタッフが職を失いました。ファンからの印象はあまり良くありませんが、2022年にビンス・マクマホンが引退すると、ステファニー・マクマホンと共同CEOに就任。今後もWWEの権力者として業界に影響を与えることになります。
そして、AEWの社長はトニー・カーン。プヲタの青年(超大金持ち)で、団体運営を通してプロレスへの愛を示し続けていますが、それが故にさまざまな問題を抱えることもあります。ファンからの評判は良い方ですが、誰からも愛されているわけではありません。
2人のカーンが重要人物として君臨する現在のプロレス界。2人のことを混同してしまう人も少なくありませんが、トニーはニックのことを「コネチカットの詐欺師」と挑発したこともあります。ニックと勘違いされるのは勘弁…という思いもあるでしょう。
先日、とあるスポーツメディア関係者がトニーへの怒りをツイッターでぶちまけた後、「怒りたいのはカーン違いの別人だった」と訂正する出来事がありました。その中で、彼は「トニーはみんなが好きな方。ニックは嘘つき野郎」とニックを激しく非難。ニックに取材をキャンセルされた過去があるようで、かなり怒っています。
これを受け、トニーは「これ以上ないくらい違う2人だよ」とツイート。迷惑そうです。間違ってしまうのも無理はありませんが…。
2 more different people we could not be.
Here’s to not being two-faced + here’s to a big week of @AEWonTV, the #AEWDynamite 3 year anniversary Wednesday on TBS, our first XL 2 hour,15 minute episode ever!
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Friday the first ever live 2 hour #AEWRampage/#BattleOfTheBelts on TNT! https://t.co/fMzV3DxIsq— Tony Khan (@TonyKhan) October 3, 2022