Dynamite最新回で行われた竹下幸之介とブライアン・ダニエルソンのシングルマッチは、ブライアンがMJFへ挑戦するための道のりの1つでした。
彼は、2月8日までに行われる全試合に勝利すれば、PPV「Revolution」でMJFの持つAEW世界王座に挑戦することができます。
試合前、MJFは竹下を相手にマイクを披露。そこで、彼が竹下の苗字を「Take a shitta」(Take a shit=大便に行く、という意味)と発音してからかい、竹下が「ケツの穴から手突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたろか!」と返すと、彼はまた「英語を話せよ」と挑発し返しました。
観客はここまでのやり取りに引き気味でしたが、竹下の「I said KISS MY ASS!」の一言で大盛り上がり。プロモとして成立するやり取りになりましたが、ネット上では賛否両論を巻き起こしました。
「MJFは一線を超えたのではないか。これは人種差別的だ。不愉快だった」という意見もあれば、「これは典型的なヒールレスラーのヒートの1つだ」と、批判的な意見に反対する人も。
Fightfulによれば、MJFと竹下は事前にプロモの内容について話し合い、合意していたとのこと。そうだとしても、内容に納得しないファンが一定する現れるのはMJFとしても理解していたでしょう。
個人的には、竹下の苗字をからかうならMJFだろうなと思っていましたが、正直タブーになるだろうとも思っていたので、ちょっと驚きました。
竹下がはじめてAEWに参戦した頃から、「スターになるためには、リングネームを変えといたほうがいいよ」という意見をSNSやRedditで見たことがあります。今後も、ヒールレスラーとのプロモで今回のようなやりとりがあるかもしれませんが、その度に物議を醸すことになりそうです。
(Fightful, Wrestling Inc)