新日本プロレスでプロレス界に革命を起こし、AEWでは副社長兼トップレスラーとして団体を牽引しているケニー・オメガ。
2000年代中盤、彼はWWEの育成システムの中で腕を磨いていた時期がありますが、システムの方針に反発する形で離脱したという過去があります。新日本での大活躍はWWEにも届き、獲得に興味を持っていたことが報じられていますが、彼は仲間たちと共にAEWを設立するという決断を下したのです。
さて、「彼とAEWの契約はいつまで続くのか」というトピックはプロレス界の大きな関心ごとです。彼は2019年2月に4年契約でAEWに入団しているので、本来であればまもなく契約満了となります。しかし、2021年末から長期欠場に入っていた彼は、その期間分の契約が延長となっている可能性もあり、実際に契約がいつ切れるのかはわかりません。一部報道によれば、2024年末にAEWとの契約を満了するヤング・バックスと同じタイミングで大きな動きに出るのではないか、とされていました。
AEWに残るのか。それとも……。Fightfulによれば、WWE関係者の何人かは「我々はケニー・オメガを獲得できる」と考えているそうです。その自信がどこから来ているのかは分かりませんが、ケニーの獲得に必要となる高額の年俸を容易できる資金力を持っているだけに、WWEが再び本気を出せば何が起こるかわかりません。
ケニーとAEWの契約には、AEWのスケジュールの妨げにならない限り、新日本プロレスに参戦可能であるというオプションが付いています。IWGP USヘビー級王座のチャンピオンである彼は新日本でのスケジュールも一定数こなさなければならないでしょうし、仮にAEWとの契約を満了したとしても、フリーエージェントとしてAEWや新日本への参戦を続ける可能性は十分にあるでしょう。
(Fightful, SESCOOPS)