かつてWWEで活躍したMMAレジェンドのロンダ・ラウジーは、再び大きな注目が集まる状況の中でAEWへの登場を決断しました。
5月にNetflixで配信されるジーナ・カラーノとのMMA復帰戦を前に、彼女はAEWのPPV・Revolutionで盟友マリーナ・シャフィールと共演し、トニー・ストームとの抗争の火種を作りました。ストームが不肖欠場することになったため、試合がいつ実現するかは不明。しかし、しばらくはAEWとの付き合いが続きそうです。
WWE退団後の彼女は、常にWWEのビンス・マクマホンや女性軽視的な文化を批判し続けてきました。先日行われたカラーノ戦関連の記者会見でも、WWEとUFCの親会社であるTKOに対して「かつてUFCは格闘技界で生計を立て、公正な報酬を得られる最高の場所だった。だが今はそうではない。最悪の選択肢の一つだ」と批判的に語っており、両者の因縁は解消されそうにありません。UFCレジェンドである彼女にとって、UFCに言いたいことは山ほどあるはずです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、ラウジーがRevolutionに登場した背景には、TKOへの報復が一部関係している可能性があるといいます。現時点で、彼女とストームの抗争に関する具体的な計画は一切存在せず、WWEやTKOの内部の反応も著しく否定的なのだとか。NetflixはWWEのビジネスパートナーであり、AEWはWWEがどうしても潰したい競合団体です。ポジティブな反応などあり得ません。
ただし、メルツァーは「ラウジーはAEWに好意的な発言をしたわけでも、WWEに否定的な発言をしたわけでもない」とした上で、「これはプロレス界のパワーバランスに影響するようなことではなく、ただの厄介事だ」と指摘しています。AEWのトニー・カーン社長は、この状況をAEWの利益に変換することができるでしょうか?その手腕に注目しましょう。



(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)
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