2000年代のインディシーンを語る上で、ナイジェル・マッギネスの名前は欠かせません。
ROHを中心にブライアン・ダニエルソンらと歴史に残る名勝負を演じた彼の功績は大きく、先日開催されたROHのPPV「Supercard of Honor」にコメンテーターとしてサプライズ登場した時の観客の反応はかなり大きなものでした。近年はWWE・NXTでコメンテーターとして活躍しており、多くのプロレスファンにとって彼の声はおなじみです。
2022年10月にWWEから解雇された彼にとって、Supercard of Honorでは久々の大舞台での仕事でした。PPV終了後の記者会見に登場したオーナーのトニー・カーンは、マッギネスとの仕事は念願だったと語り、今後もROHのメンバーの1人として活動する可能性を否定しませんでした。
彼と一緒に働くという経験をしてみたかったんだ。俺はナイジェル・マッギネスの大ファンだし、今夜、そのことを再認識した。レスラーとしてもそうだし、コメンテーターとしての彼も大好きなんだよね。彼と一緒に過ごせるのは光栄なことだった。[…]一緒に仕事できたのは素晴らしい経験になったよ。またやりたいね。
彼はROHの歴史の中で偉大な役割を果たしてきた。その歴史に挑戦し、リスペクトを捧げるのは我々の番だ。俺はこの団体のルネッサンスが大好きでね。ROHの偉大な歴史を多く取り込み、それらの要素を復活させながら、新しい歴史をスタートさせることができた。夢が叶ったよ。
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