UFCの親会社エンデバー社がWWEを買収することにより、WWEに大きな変化が生じるかもしれません。
まず、目下最大の変化は、エンデバーがWWEとUFCを統合して1つの新会社を設立する……ということ。ビンス・マクマホンとダナ・ホワイトが同じ会社で働くという光景が見られるようになります。WWEの運営にどのような具体的な変化が現れるのかはまだわかりませんが、ポジティブな変化であることを願うばかりです。
また、新会社でWWE側のプレジデントを務めるニック・カーンCEOは、Axiomによるインタビューの中で新会社のメディア戦略について語りました。同社はプロレスとMMAの両分野で別々のテレビ放映権契約を求めていくことになるそうですが、将来的にストリーミング配信について複合的な契約を結ぶ可能性は否定していません。
CNBC(エンデバー社によるWWE買収をスクープし、正式発表後にビンス・マクマホンへの独占インタビューを配信したNBC系のニュース専門放送局)の善良な人々は、我々にとってとてつもないパートナーだ。だから、彼らの報道を見守ろうじゃないか。
WWEはNBC系ストリーミングサービスPeacockと2026年までのストリーミング契約を結んでおり、UFCはESPN+とのストリーミング契約が2025年まで続きます。今後2〜3年のうちに、ファンは1つのサブスク契約でWWEとUFCのコンテンツを楽しめるようになるかもしれません。
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