RAW最新回でゴリラポジションから番組進行を監督し、計画や台本を変更したビンス・マクマホン。
2022年7月に彼が一時的に引退し、HHHがクリエイティブを引き継いだ後は見られなくなった「ビンス流のやり方」が復活したことでバックステージは混乱し、士気も下がったとされています。
もしビンスがSmackDown最新回のバックステージにも姿を現すことになれば、スタッフや選手たちにとってはネガティブなサインになる…という報道もありましたが、実際には彼はバックステージに行かず、リモートで計画を確認して台本を微修正するに留まりました。
【WWE】SmackDown最新回にビンス・マクマホンは姿を現さず。台本の変更はマイナーなものに留まる
SmackDownの最新回にビンス・マクマホンが参加するかどうかは、今後の団体の方向性に大きな影響を与えると見られていました。 RAW最新回でゴリラポジションに復帰したビンス。WW...
PWInsiderによれば、SmackDownの台本修正は「ビンス流のやり方」とは異なり、複数のセグメントや試合を一掃するようなものではなく、そうした変更が加えられるような兆候も見られなかったとのこと。HHHの意向が強く反映された回になったようです。
WWEを買収したエンデバー社はビンスが今後も団体を牽引していくことを望んでいるようで、ビンス自身も「高いレベルでクリエイティブに関与していくが、以前のように忙しく働くことはない」と語っています。前回のRAWは別として、今後は今回のSmackDownのような形で番組制作に関与していくのかもしれません。
また、一部で話題になっていた「レッスルマニア39でローマン・レインズがコーディ・ローデスに勝つというブッキングにビンスが関与したのではないか」という噂については、「試合結果はずっと計画されていたもので、ビンスによる直前の変更はなかった」とのこと。コーディは今後もトップ選手としてのプッシュが続くようです。
(PWInsider, Wrestling Inc)
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