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WWEとビンス・マクマホンが元ライターから訴えられる。原告は「黒人選手らへの差別的クリエイティブに反対し、差別の対象になった」と主張

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巨大組織であるWWEは訴訟の対象になることも少なくありません。

報道によれば、WWEのライターとして2020年から2022年まで活動したブリトニー・エイブラハムズが「差別により不当に解雇された」ことを理由にWWEとビンス・マクマホンを相手に訴訟を起こしたとのこと。彼女は「復職、損害賠償、宣言的判決、被告がそうした不法行為を行うことを抑制する差し止め」を求めています。

彼女によれば、WWEではビアンカ・ブレアやアポロ・クルーズなどの黒人選手たち、イスラム教徒の選手マンスールへの差別的なクリエイティブのアイデアが議論されたり、ステレオタイプを押し付けるような指示があるのだとか。

ひどいアイデアが多い中、この話は最悪です。とあるライターが「マンスールの秘密が911テロの背景にある、というアイデアはどうだろう」と提案。エイブラハムズがこの件についてWWE副社長のクリスティン・ルブラノへ相談に行ったところ、「ジョークだと聞いている。奇抜なことはライタールームでいつも言われている!問題なのはわかっているけど、我々が社内に起こしている波を見てくれ。4年前、ライターチームで働く女性はいなかったんだ!」と言われてしまったとのこと。

彼女はこうした人種差別・性差別に反対したことで、ビンスやステファニー・マクマホンが参加しているSlackのスレッドで人種差別的な投稿を複数受けるようになったといいます。このスレッドは差別的な内容を含む、様々なクリエイティブのアイデアを議論する場として機能していたようです。

WWEでライターとして働く人物たちの間で人種差別的、女性差別的な風潮があることも問題視している彼女が解雇された直接的な理由は、「2022年のレッスルマニア38の会場から特別な椅子を持ち帰ったこと」。彼女は、「これはよくあることで、同じことをした白人男性ライターは解雇されなかった」と主張しています。

Wrestling Observer

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