10月2日(水)からTNTで放送されるAEWのウィークリー番組と、これに対抗する策としてWWEが準備しているNXTのプラン。その詳細はどうなっているのでしょうか。
AEWのウィークリー番組
番組は毎週水曜日の午後8時から10時までの生放送。
ショーの名前
団体の創立前、AEWは”Tuesday Night Dynamite”を商標登録しました。ウィークリー番組の名前はこれになると考えられていましたが、契約先のTNTが火曜日にNBAを放送していることから、”Tuesday”ではなく”Wednesday”(水曜日)に変更されることが濃厚となりました。
しかし、プレスリリースには”Wednesday Night Dynamite”どころか、番組名と思われる名詞はありませんでした。レスリング・オブザーバーによれば、別の名前になる可能性もあるようです。
会場のキャパ
2時間の生放送番組は毎週異なる街・会場で収録されます。各会場のキャパは6000〜11000人になるとのこと。オブザーバーは、この数字を「野心的だ」としています。近頃のSmackDownは観客数が6000人を下回っているからです。
ちなみに、初回放送の会場であるキャピタル・ワン・センターは過去にもWWEとWCWがPPVの会場として使用したことがあります。1997年の”WCW Starrcade”は17500人、2000年の”Backlash”は17867人、2014年の”Battleground”は15109人を動員しました。
NXT
WWEは、AEWのウィークリー番組への対抗策として、NXTを同時間帯に放送することを計画しています。
放送内容
AEWのウィークリー番組の放送時間は2時間。しかし、オブザーバーによれば、現時点ではNXTの放送時間が1時間になるのか、2時間になるのかは決まっていないようです。そして、生放送なのか収録なのかも未定とのこと。
メインロースターのレスラーたちも出演するというプランがあります。ただし、番組が彼らに支配されるわけではなく、毎回数人が出演するようです。
放送局
NXTがテレビ放送される場合、放送局はFox Sports1になると思われてきました。しかし、オブザーバーによれば、FS1は水曜日にバスケットボールを放送しているため、Fox Sports2になる可能性もあるとのこと。しかし、いずれにしても、AEWのウィークリー番組を放送するTNTとは視聴可能世帯数が大きく異なります。TNTは約8900万世帯、FS1は約8200万世帯、FS2は約5700万世帯です。