8月に開催されるAEWのイギリス大会All Inはチケットの売れ行きが絶好調です。
チケット一般販売開始に先駆けて行われたプリセールスでは36,000枚以上の売上を記録。トニー・カーン社長は誇らしげにSNSでこの数字を報告しました。
団体内部の目標チケット売上枚数は4万枚。これを上回る数字を記録するのは間違いありません。会場となるウェンブリー・スタジアムの収容人数は9万人で、どこまでこの数字に迫れるかに注目が集まります。ちなみに、1992年にWWEが同会場で開催したSummerSlamは8万人の観客が詰めかけました。
ところで、AEWがAll Inのチケットを何枚売り出すかは明らかになっていません。ESPNの記者マイク・コッピンガーは、Twitterで「収容人数は4万人になると聞いている。2022年に同会場で開催されたタイソン・フューリーとディリアン・ホワイトによるWBC世界ヘビー級王座統一戦の時とは大違いで、ウェンブリー・スタジアムでのビッグファイトの雰囲気に勝るものはない」とツイート。これに対して、トニー・カーン社長が激怒しています。
嘘ですね。くだらないですね。あなたのエージェントであるニック・カーン(WWEのCEO)にクソくらえと伝えてくださいね。
LIES. What a load of crap. Tell your agent Nick Khan to shove it up his ass
— Tony Khan (@TonyKhan) May 2, 2023
トニーは、明らかに誤っていて、すぐにデマであることを確認できる情報をESPNの記者がツイートしていることに憤っているようです。販売枚数の総数は不明とはいえ、会場全体のチケットを売り出すことはチケット販売サイトに掲載されているマップを見ればわかります。
ちなみに、トニーが急にニックの名前を出したのは、ニックが以前所属していたエージェント企業をコッピンガーが利用しているからだと思われます。両者がビジネス上の関係を持っていたかどうかは不明ですが…。急にどうしたという感じですね。