現在はWWEのクリエイティブの責任者を務めているHHH。以前の彼はNXTのリーダーとしてプロレエスファンを熱狂させる番組を作っていました。
いわゆるBlack and Gold時代のNXTで繰り広げられた名勝負の数々は現在も語り継がれるものが多く、インディプロレスとRAW＆SmackDownの架け橋、選手がメインロースターへ昇格するための準備期間という役割にとどまらない存在感をこの業界で示していました。
現在のNXTでトップスターの1人として活躍するカーメロ・ヘイズは、「After The Bell」に出演した際にHHH時代のNXTについて語り、あの頃のスタイルの試合を現在のNXTに復活させたい、という野望を明かしました。
俺もBlack and Gold EraのNXTを覚えているよ。誰もがあの頃のNXTについて語り、そのことがあの時代をロマンチックなものにしている、素晴らしかったし、ピーク時のNXTは最高だった。でも、新型コロナウイルスのパンデミックが起き、無観客での番組収録が行われるようになると、ある意味衰退していったというか…。俺がもっと若かった頃、NXTを見て「この番組には、俺にできることがたくさんあるはずだ。誰もやったことのないことが、この番組には必要だ。ああ、俺にチャンスがあれば…」と思ったものだよ。
NXTのロースターには、まだたくさんの種馬が残っているということに気付いた。だから、彼らとあの頃のNXTのような試合をするのが楽しみなんだよ。ダイジャク、ドラゴン・リー、イリヤ・ドラグノフ、タイラー・ベイト、ウェス・リー。いい選手はたくさんいる。個々に名前を挙げていない中にもいい選手がいる。NXTのロースターは粒ぞろいだよ。
俺は、彼ら全員と戦って、俺の持つNXT王座を奪い取る気があるのは誰なのか、そんなことができるヤツがいるのかどうかを確認したいと思ってる。ああ、俺は、良質でしっかりしたプロレスをNXTに復活させたいんだ。今のNXTにないわけじゃない。ただ、多くの人が新しいことを始めるために学び、成功を望んでいる環境の中に、俺もいるんだよ。
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