21世紀のWWEを代表するレジェンド、ジョン・シナ。
現在は俳優としての活動がメインの彼は、2023年のレッスルマニア39に向けてオースチン・セオリーと抗争しました。セオリーは団体内部の評価が高く、ビンス・マクマホンがクリエイティブの責任者だった頃は「若きのジョン・シナ」と目されていたほどです。
【WWE】ビンス・マクマホンはオースチン・セオリーに「若きジョン・シナ」の姿を見ていると報じられる
2021年にメインロースターへ昇格した後、ビンス・マクマホンに気に入られて強くプッシュされているセオリー。レッスルマニア38では、スティーブ・オースチンのスタナーを受けるという貴重...
【WWE】オースチン・セオリー「ジョン・シナより高い山は存在しない。俺は彼の上を行く」
レッスルマニア39でジョン・シナと対戦する若手スター、オースチン・セオリー。 ビンス・マクマホンに才能を見込まれた彼は、ビンスがクリエイティブから去った今も「次世代のジョン・シナ」...
最新のインタビューの中で、シナはオースチンについて次のように語りました。
セオリーのように、目に星がついていて、25歳にして長い道のりを歩んでいる人と話す時は、こう言うんだ。君は今、失敗することから始める必要がある。パフォーマンスだけでなく、たくさん失敗して、いつか理解するんだぞ、ってね。85の苦しみに満ちたサコタッシュのような瞬間を経験する必要があるんだ。
自分のキャラクターを信じなければ、ファンはクソさに気付くものだ。オースチン・セオリーに言ったのは、「なあ、君は若くて運動神経が良い。この団体のために働き、インタビューを受け、あれもこれもやることになる。君がやることを、俺は信じないからな」ってこと。
彼に個人的に伝えたことがある。俺がWWEに戻ってきたのは、君だけではできないからだ。君だけではまだレッスルマニアのプロモはできないし、もし失敗したら、俺が提供しようと思っていることを無駄にしてしまう。もし試合で俺が怪我をすれば、参加している作品の制作が滞り、300人が仕事を失う。
アングルや、何が最も重要なことなのか、何を本当に伝えようとしているのか、俺たちのストーリーは何なのかを考える必要があるぞ。よし、俺は君のいうことは信じない。そうしよう。
(Wrestling Observer)
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