【WWE】HHHとコーディ・ローデスのやりとりは、「HHHとダニエル・ブライアンのリアルな対立」を引用していたと報じられる

先日放送されたRAWでは、クリエイティブの責任者を務めるコーディ・ローデスとHHHのやりとりが放送されました。

かつて、2人の関係は決して良好なものではないとされていました。コーディはAEW設立にあたってアンチWWEを強く打ち出し、旗揚げ興行Double or NothingではHHHを連想させるハンマーで玉座を破壊するというパフォーマンスを披露しました。

コーディのWWE復帰によって上司と部下の立場になった今、2人は面白い形でクリエイティビティを発揮しています。

ブロック・レスナーによる攻撃によるダメージが原因で試合への出場許可が降りないことを恐れるコーディ、そして彼に対して「レスナーとの試合に出るな」と説得するHHH…。レスリング・オブザーバーによれば、これは2013年にHHHとダニエル・ブライアン（ブライアン・ダニエルソン）の間で起きた対立をヒントにしているそうです。

SmackDownで行われたランディ・オートンとの試合中、ブライアンは大きなダメージを負ったことが原因で試合続行が困難な状態になってしまいました。リングサイドにいたHHHは医療チームに対して「試合を終わらせる」ことを指示しましたが、ブライアンはこれに激怒し、バックステージでHHHに怒りをぶつけたとされています。

どのような経緯でこの出来事を参考にしたストーリーを放送することが決定したかは分かりませんが、とても面白い裏話ですね。

（Wrestling Observer, Cultaholic）