WWE NetworkのコンテンツはNBC系列の配信プラットフォームPeakockで配信されていますが、独占配信の契約は終了しました。
これにより、あらゆる企業がWWEのコンテンツを自社のラインナップに加える可能性を検討できるようになり、実際にコンテンツ獲得を検討している企業もあるようです。
New York Postは、AmazonがWWEの番組を中継コンテンツに加えるため、競技に入る可能性を報じています。Amazon Prime Videoではスポーツなどの生配信を行っており、そのコンテンツの1つとしてWWEを検討しているようです。
また、ディズニーも所有するケーブルテレビ局FXでWWEの番組を放送することに関心を持っているとのこと。2023年に4月にUFCの親会社エンデバーがWWEを買収したことが、ディズニーとの契約を有利に働かせる可能性があるようです。この場合、NBC系列のUSA Networkで放送されているRAWか、FOXで放送されているSmackDownのどちらかがFXでの放送に移行する、ということになります。WWE側のメリットとしては、他のスポーツ中継による番組の放送時間帯の変更などといったリスクがなくなることや、ディズニーの傘下であるスポーツメディアESPNとのコラボレーションの可能性が開かれることが挙げられます。
USA Network & FOXとWWEのテレビ放送契約は2024年秋に満了します。とはいえ、この2つのテレビ局との間で新契約を締結する可能性が最も高いようです。WWEとディズニーのコラボは面白そうですね。
(NYP, WrestlingNews.co)
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