サウジアラビア政府と10年契約を結んでいるWWEは、2018年の”Greatest Royal Rumble”以降、年2回のペースでサウジを舞台にしたPPVを開催しています。
PWInsiderによれば、WWEは10月31日にサウジアラビアでPPV”Crown Jewel 2019″を開催するようです。イベントの詳細は不明。政府との契約締結から4度目の興行開催となります。WWEは11月以降のヨーロッパでの興行をキャンセルしていたため、この時期にサウジに戻ることが予想されていました。ちなみに、11月1日のSmackDown Liveは、現時点では予定通り開催されるようです。
これまでの3度の興行はいずれもファンからの評判が悪く、特に2018年11月2日の”Crown Jewel”は災害級の興行となりました(Cagematchのユーザー評価は10点満点中0.96)。
サウジアラビアでの女性の権利の抑圧やジャマル・カショギ殺害事件など、WWEとサウジアラビアの関係を批判する材料はいくつもあるため、興行が開催されるたびに議論が起きています。特にカショギ事件が国際問題になっていた”Crown Jewel”開催前のゴタゴタは酷かった……。そろそろいい興行をやってほしいです。
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