先週のDynamiteで、リンク上のラダーから場外のテーブルに横たわるサミー・ゲバラに向かってダイブしたスティング。
64歳とは思えないほどハードな攻撃を繰り出す彼は、このスポットでジャンプの飛距離が若干足りず、口もとを負傷。唇にダメージを負い、歯も欠けてしまったそうです。
Sting > The Undertaker
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— AEW Superfan (@SuperfanAew) June 29, 2023
スティングと共に戦ったダービー・アリンは、Podcast番組Busted Open Radioでスティングの現状について次の世に語りました。
彼は元気だよ。試合の次の日にも話をしたけど、大丈夫だと言ってた。良いことだね。試合の後、俺は彼を引き留めて「正直に言ってくれ。大丈夫か?」と言ったんだ。口だけじゃなく、首も、身体の至るところも…彼が2014年にターンバックル・ボムを受けて引退に追い込まれたことを、みんな忘れてるよね(セス・ロリンズ戦でのアクシデント)。
AEWでは、長年の活動を通して身体に蓄積されたダメージなどまるで無いかのような破天荒ぶりを見せるスティングですが、彼が危険な技を使うことを心配するファンも少なくありません。この点について、アリンは次のようにコメントしています。
彼があれほどハードにプレーしているのは…俺が言うのも何だけど、信じてほしい。彼がやりたがっていることだからなんだ。「お、今夜はラダーがあるのか。じゃあ飛び降りるかな」って感じでさ。
俺の悪影響を受けていると思ってる人も多いけど、そうじゃないんだよ。彼のハングリー精神が、ファンに何かを見せたいという気持ちを駆り立てているんだ。
(Wrestling Observer)