海外団体から日本のプロレス界へ参戦するケースが増えてきた昨今。
エディ・キングストンやウィロー・ナイチンゲール、メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)のように念願の新日本プロレスを果たしたレスラーたちや、AEWでのデビューを前にDDTのリングに上がったニック・ウェイン、東京女子プロレスに参戦したナイラ・ローズなど、多様な顔ぶれが太平洋を渡って日本のリングへやって来ました。
さまざまな要因により、日本参戦を望んでいたとしても、それが叶うレスラーは一部のみ。当然、望みの叶わないレスラーには「嫉妬」の感情が生まれます。
AEWとROHに参戦し、ROH女子世界王座のチャンピオンでもあるアテナ(エンバー・ムーン)は、最新のインタビューの中でナイチンゲールへの嫉妬を告白しました。
ほんの少しだけ、彼女に嫉妬してるんだよね。ウィローはいろんなことを成し遂げたでしょ?私だって、ずっとSTARDOMでプロレスをしたい、日本でプロレスをしたいと思ってきた。
WWEに入団する前、私はアメリカのインディシーンで「The American Joshi」って呼ばれてたんだよ。いつだって、日本に遠征するのは私の夢だった。実際、日本からアメリカにやってくる、素晴らしいアスリートたちとプロレスをするのは素晴らしいことだしね。私が彼女たちをバラバラにして送り返しても、「アテナを日本に呼ぶと大変だから、ウィローを呼ぶね」としか言われないんだよな…。
冗談はさておき、私は日本のレベルの高いプロレス界で戦いたいと強く思い続けてきたから、ウィローが手にしたチャンスをうらやましく感じるよ。私も、日本で自分の実力を試してみたい。
日本からアメリカにやって来る女子プロレスラーたちが素晴らしいのは知ってるから、まだアメリカに来ていないレスラーたちと戦いたいね。日本にはフェノメナールなレスラーがまだまだいるでしょ。ジュリア、KAIRI、岩谷麻優。私が戦いたいレスラーのほとんどはSTARDOMにいる。だから、こっちに来てくれないかな?
ウィローが成し遂げたことを取り上げるつもりはない。確かに、彼女は歴史を作ったけど、私はもっと良い歴史を作るつもりだよ。彼女が手にしたチャンスに嫉妬してる。私もほしい。もっと手に入れたい。