2022年2月に副社長を務めたAEWを退団し、古巣WWEへ復帰したコーディ・ローデス。彼が復帰を決めた背景には、ビンス・マクマホンが彼を直接説得したという出来事がありました。
アメリカでWWE Networkのコンテンツを独占配信するPeacockが制作したコーディの新ドキュメンタリー番組の中で、ケビン・オーエンズが「コーディの復帰を求めるため、ビンス・マクマホンが彼のもとを訪ねて説得した」という発言をしています。これにより、多くのファンが「コーディのWWE復帰にビンスが大きく関与した」と考えるようになりました。
クリス・ヴァン・ブリエットによるインタビューを受けたコーディは、AEW退団後に初めてビンスと会った時のことについて語るよう求められ、次のように振り返りました。
WWE退団後に俺がやってきたことについて、彼ら(ビンスやエグゼクティブ・ディレクターのブルース・プリチャードら)はとても肯定的に評価してくれた。「俺はお前がやったあれこれを見たよ」と、いろんなことを話題にしてくれたんだ。信じられなかったね。本当に自信がついたし、その後の会話にも楽観的になれたよ。
1歳になった娘リバティについての話もしたんだ。ビンスは、娘を持つ親になるのがどういうことなのか、どんなに特別なことなのかを話してくれた。
で、ミーティングの最後の20秒で、「ああ、そういえばレッスルマニア39ではセス・ロリンズとやってほしい」という話が出てさ。復帰後の話はそれくらいだった。
その場で決断するようなことはしたくなくて「これは交渉だ、ノーと言うなら話はなかったことになる」というのはやめてほしいと伝えてあった。冷静になって考える時間が欲しかったからね。心の中で「よし、みんなでやっていこう」と思ったとしても、だ。時間をかけて考えたかった。これまでの大きな決断と同じようにね。
でも、最後の30秒くらいまでは、とてもミーティングとは思えない、特別な時間だったよ。