2023年5月にAEWへ入団したオージー・オープンのマーク・デイビスとカイル・フレッチャー。新日本プロレスでUNITED EMPIREのメンバーとして活躍していた彼らは、アメリカのテレビ番組で試合をするという環境の変化についてどう考えているのでしょうか。
新日本とAEWの大きな違いとして、大会・ショーを開催する形式の違いが挙げられます。
新日本は連日のツアーを開催し、各地で戦いを繰り広げながら決戦に向かって抗争を構築していくスタイルです。一方、AEWや傘下団体のROHは、毎週放送されるテレビ番組での試合やセグメントでストーリーを構築し、3ヶ月に1回開催されるPPVで決着戦を行います。つまり、AEWでは、アメリカ全土で放送されるテレビ番組で試合をする、というマインドセットが求められるのです。
AEW Unrestrictedに出演したフレッチャーは、新日本とAEWでの仕事の違いを次のように説明しました。
テレビ番組でプロレスをするのは、感覚も雰囲気も別物なんだ。ストレスだよ…まだ調整している途中でさ。新日本では「自分のことをやって楽しもう」という感じなんだけど、対照的だと思う。調整が必要だね。
これまでと異なる環境で意識改革を求められるのは大変だと思いますが、レベルの高いAEWタッグ戦線で結果を残すためには避けられないことなのでしょう。
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