将来のスター候補としてNXTで活躍している21歳のロクサーヌ・ペレス。ファンだけではなく、団体上層部からも高く評価されている彼女ですが、厄介な病と日々戦っています。
2023年3月、彼女は里村明衣子を相手にNXT女子王座の防衛戦に挑みました。激しい内容となった試合に勝利したのはペレス。しかし、彼女は勝ち名乗りの最中にリング上に倒れ、医療チームの手当を受けました。この時の出来事について、彼女は「不安障害と脱水症状が原因だった」と語っています。
スター候補として期待され、注目を集めながら激しい戦いに身を投じるのは、精神的にも肉体的にも簡単なことではありません。
Roxanne Perez retained the NXT Womens Championship vs Meiko Satomura but had be taken away on stretcher #NXTRoadblock#WWENXT pic.twitter.com/RUh860hjuQ
— WrestlePurists (@WrestlePurists) March 8, 2023
以前、彼女はうつ病や不安障害といった精神面の病と戦っていることを明かしていました。最新のインタビューの中で、彼女は番組でメンタルヘルスに焦点を当てたストーリーを語ることについて、次のようにコメントしました。
みんなは知らないだろうけど、これはリアルなストーリーなんだよ。私は不安障害やうつ病と戦っている。人生につきまとう問題だし、対処する助けになるものを見つけないとね。
不安障害やうつ病には、「不名誉なもの」だと思われてる。未だにそうなんだ。だから、私はそういう認識を壊したかった。私が突然この病について語り、「私は不安障害と戦うWWEスーパースターだ」と公言することを、普通のことにしたい。
私の主な目標は…こういう病についてテレビで取り上げられていたら、子どもの頃の私は本当に助かっていたはず。誰かを助けられたらな、と思うよ。子どもでも大人でも、誰かが同じような経験をしているんだ、ということを聞く必要のある人を助けたい。そういうことができる人になれて嬉しいよ。