The Eliteとともに活動しているブランドン・カトラー。AEW初期メンバーの彼は、なかなか勝てなかった初期のドラゴンギミックから、Eliteのカメラマン的存在としてコメディプロレスを演じるようにスタイルを変えていきました。
House of Black took out Brandon Cutler as well after Rampage ended.
Yeah, they’re coming after everyone including THE ELITE. pic.twitter.com/Th9y6Qtwyl
— Drainmaker 🌧️ 💵 (@DrainBamager) December 3, 2022
The Eliteの活動を間近で記録するという唯一無二の仕事をこなしながらコメディを演じている彼は、AEWにとって貴重な存在です。EliteとBlackpool Combat Clubのシリアスな抗争において、彼は中澤マイケルと共に抗争から早期退場するというアイデアを提案・実行し、飯伏幸太のBlood and Gutsマッチ参戦のきっかけを作りました。他を活かすために自分を殺すというクリエイティブな決断ができる、というのも、団体運営における彼の貢献度の高さを示しています。
しかし、いつまでも今と同じことを続けていくかどうかは分かりません。最新のインタビューの中で、彼はギミックを変更する、あるいはドラゴンギミックに戻すことも検討していることを明かしました。ただ、コメディプロレスの実力者であるという自負も忘れていません。
何かするかもしれないし、しないかもしれない。プロレスはいろんなことが起こる世界だけど、俺には何も起こらないかもね。またドラゴンをやってシリアスなプロレスみたいなものに転向するかもしれないし、まったく新しいことをやるかもしれないんだ。
プロレスのレベルは上がってる。ただなんとなく上手いとか、そこそこ上手いとかじゃダメなんだよ。どんなカテゴリーであれ、トップクラスにならなきゃいけない。で、だよ。俺は良いレスラーだけど、自分がやっているクラスで一番のレスラーなのか?多分、コメディというカテゴリーではそうだと思う。トップクラスのコメディレスラーになれると自負してるよ。だから、それを目指す。
どのようなスタイルで生き残るか、稼いでいくか…。難しい決断だと思いますが、今後も彼の活躍に期待したいです。