2022年2月にAEWから退団したコーディ・ローデス。AEWの副社長を務めていた彼を引き止めるべく、トニー・カーン社長は彼へ素晴らしい内容のオファーを出していました。
しかし、2016年にWWEを退団した後、インディシーンでレスラーとして格を高めていた彼は、偉大な父ダスティ・ローデスが手にできなかったWWEの最高峰のタイトルを獲得することを目指しており、WWEの最高責任者ビンス・マクマホンが彼の自宅に出向いて復帰の説得にあたるという、WWEからの熱烈なアピールを受けていました。
Comicbookによるインタビューの中で、彼はAEWを退団する前にスティングと対戦する計画があったことや、AEWからの引き止めオファーへの感想を語りました。
スティングと対戦するつもりだったんだよね。誰にも話したことはないし、書面に記されているわけでもないけど。
俺が言えるのは、AEWは俺に対して素晴らしいオファーを出してくれた、ということ。クリエイティブ面も金銭面も、すべてにおいて素晴らしかった。AEWやトニー・カーン社長のことはもちろん、俺がAEWで過ごした時間を悪く言うことはできない。とてつもないオファーだったけど、俺には合わなかったんだよ。
俺がWWEに戻りたかったのは、最初に掲げた目標(WWEの最高峰のタイトルを獲得すること)だった。まあ、それが最終目標だったんだろうね。俺のヒーローの1人であるスティングと1回戦いたいというのが、以前から話し合われていたことだった。
自分のヒーローと戦ったり仕事をすることもできる。HHHはクリエイティブの責任者になった。すべての願いを叶えることはできない。俺がレスラーとして誇りに思うのは、自分が決断を下すことのできるレスラーだ、ということ。どこに向かっていくかはわからないけど、俺は決断できるんだよ。キャリアの初期に行き詰まりを感じたことがあるし、あんな思いはもう二度としたくない。