2019年に旗揚げした AEW。アメリカのプロレス市場でWWEに次ぐ位置につけており、2023年8月にはイギリスでAll Inを開催。チケットはすでに7万枚以上売れています。
WWEと同様に、 AEWも海外戦略に積極的に取り組んできました。DAZNなどのパートナーが AEWの団体をアメリカ国外で配信し、イギリスなどではテレビ番組としてコンテンツが放送されています。
先日、元AEW副社長で現WWEのコーディ・ローデスのドキュメンタリー番組が公開され、その中でWWEのクリエイティブ責任者HHHが「AEWは2番手の団体」と発言したことが話題になりました。
【WWE】HHHがコーディ・ローデスのドキュメンタリー番組でAEWに言及。「2番手の団体の顔になんて…」
NBC系列の配信プラットフォームPeacockが制作したコーディ・ローデスのドキュメンタリーがついに公開されました。 この番組は、コーディのこれまでのキャリアや今後の目標に向かって...
これに対し、 AEWのトニー・カーン社長は、最新のインタビューで次のように反論しています。
我々は、All Inでは2番手の団体ではない。イギリスではAEWの人気がナンバーワンだし、テレビ番組の人気もナンバーワンだ。All Inは記録的な入場者数を記録する事になる。
俺はコーディをリスペクトしてるし、彼の発言じゃないことも理解してるけど、 AEWは多くの市場で2番手ではなくなったんだ。久々に、WWEの方が多くの市場で2番手になってるんだよ。我々は現在地に満足してる。誰の後塵も拝していないよ。
トニーのプライドが感じられる発言ですね。
(Wrestling Observer)
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