8万人規模のとてつもないショーになったイギリス大会All In。チケットの売上は、WWEが1992年に開催し8万人を動員したSummerSlamを上回り、ヨーロッパにおけるプロレスの歴史を塗り替えました。
AEWはAll Inに魅力的なカードを持ち込むことに力を入れており、最近の番組ではいくつかのカードが発表されたほか、未発表のブッキングについても噂が報じられています。
ケニーはAll Inで飯伏幸太と再会して竹下幸之介とトリオマッチで対戦し、翌週のシカゴ大会All Outで竹下と直接対決する…という噂があるようです(詳しくは上記記事参照)。しかし、6月に行われた新日本プロレスとの合同興行Forbidden Doorで「ある出来事」が起きていなければ、ケニーは竹下ではない別の相手と対戦することになったかもしれないそうです。
Fightfulによれば、オカダ・カズチカ戦で右腕を骨折したブライアン・ダニエルソンは、この負傷前までAll Inでのケニー・オメガ戦が検討されていたとのこと。決定していたわけではないそうですが、もし実現していたら…。ブライアンがAEWへ移籍して間もない頃に開催されたDynamiteのニューヨーク大会で激闘を繰り広げた2人は、30分の時間制限内に決着をつけることができず引き分けに。この試合はAEW史上屈指の名勝負として語り継がれています。
Forbidden Doorの時点では複数ある候補の1つに過ぎなかったようですが、抗争を繰り広げていたThe EliteとBlackpool Combat Clubの決着戦の1つとして2人が戦うのは理にかなった展開ですし、見たかったですね。こういうifは面白い…。
ちなみに、多くのファンが予想していた「All Inでのケニー・オメガとウィル・オスプレイのリマッチ」については実現しない可能性が高く、オスプレイはクリス・ジェリコと対戦するという噂が報じられています。
(Fightful, Wrestling Inc)