団体によってロッカールームの雰囲気は異なります。AEWでは、副社長のヤング・バックスやケニー・オメガ、そしてクリス・ジェリコやジョン・モクスリー、ブライアン・ダニエルソンらがリーダーシップを発揮し、レスラーやスタッフたちをまとめています。
2023年6月から放送が始まったCollisionは、放送開始にあわせて復帰したCMパンクとFTR(ダックス・ハーウッド & キャッシュ・ウィーラー)がロースターを仕切っており、特にパンクは強いリーダーシップを発揮していました。
しかし、彼のリーダーシップにより、ライアン・ネメスやクリストファー・ダニエルズ、ハングマン・ペイジが割を食うというトラブルも起き、パンクの解雇につながるジャック・ペリーとの軋轢も生じてしまったことは、パンクのみならず団体全体にとって悲しいことでした…。
パンクが解雇された後、ロッカールームの雰囲気はどうなっているのでしょうか?
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、パンクを支持していたメンバーは、言葉にはしないものの悲しんでいるとのこと。
その一方で、支持者ではないメンバーはバックステージの環境が改善されたと感じており、まるで彼らの頭上から暗い雲が取り払われたかのようにバックステージの雰囲気について話し、週末に行われたショー(ALL OUTやCollision)がどれほど楽しかったかを語ったそうです。
パンクはリーダーとして若手たちに指示するようなコミュニケーションを取っていたようですが、ブライアン・ダニエルソンは積極的に下ネタを話して場を和ませているといいます。こうしたリーダーとしての性格の違いが暗い雰囲気に繋がっていたのかもしれませんね。
ちなみに、メルツァーによれば、パンクが将来的にAEWへ復帰する可能性が完全に排除されているわけでもないとのこと。プロレスはNever Say Neverの世界ですが、どうなるでしょうか…。